■Mスポーツ・フォード
●エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)/デイ1総合7番手
「いい戦いになりつつあったけど、最終的にはうまくいかなかった。スピードもあったものの、最終SSでかなりひどいミスファイアが起きてしまった。どうにかリエゾン(移動区間)でいくつかパーツ交換をして再スタートすることができた。まぁよくあることだよね」
「明日はターマック(舗装路)での争いになるから、初めから全力投球しなければならない」
●テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)/デイ1総合8番手
「午後はいいリズムを見つけて、マシンのフィーリングもかなりよかった。いいタイムを残そうと努力して、なんとか達成できたから満足している。だけど、ロングステージでタイヤをうまくマネジメントできなかった。最初はプッシュしすぎで、2回目の走行ではもっとプッシュするべきだった」
「改善すべきところだけど、学習曲線は上がってきている。このことはしっかりメモを残して、宿題にするつもりだ」
■シトロエン・レーシング
●セバスチャン・オジエ(シトロエンC3 WRC)/デイ1総合17番手
「SS2のスタートでは、ほぼパワーステアリングを失っていて、次はギヤシフトパドルが、そして最後には中央のディファレンシャルがおかしくなってしまった。パワーステアリングなしでマシンをドライブするのは身体的にとても厳しく、手には水ぶくれができてしまった。決意は固めていたのに、まったく期待外れなことになってしまった」
「適切なタイヤ戦略を採っていたし、オープニングステージでのタイムから、いいフィーリングが得られていると確信していた。チームの全員ががっかりしている。でも間違いなく僕たちはプロフェッショナルであり、決して諦めないというアプローチでつねに挑んでいる。ラリーの最後に僕たちがどこにつけることになるか楽しみだ」
●エサペッカ・ラッピ(シトロエンC3 WRC)/デイ1リタイア
「僕たちのラリーが完走できずに終わることになったのは残念だ。特にペースの点では、今日はリタイアするまではとても着実に一貫性のある走りができていたからね」
「差は小さいし、戦う準備はできていた。なぜならC3 WRCの良い感触を掴んでいたからだ。今はオーストラリアに期待している。可能な限りベストな結果を出して、好調子でシーズンを終えるんだ」