前日、総合3番手につけていたアンドレアス・ミケルセンはSS15の右コーナーにオーバースピードで進入。バランスを崩したところでアウト側のガードレールに接触し、マシンが横転する大クラッシュを起こしてしまう。
マシンは道路脇の樹木に衝突してストップ。幸い、ドライバーとコドライバーに大きな怪我はなかったものの、競技リタイアとなった。
ミケルセンのクラッシュにより、総合3番手にはティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20 WRC)が浮上。ヌービルの16.1秒後方には同じくヒュンダイ勢のヘイデン・パッドン(ヒュンダイi20 WRC)が続いている。

競技最終日の16日はSS16~19の4SS。いずれも舗装路面(ターマック)のステージで争われる。

なお、ポイントランキング2番手のミケルセンがリタイアしたため、オジエはポイントを獲得すればシリーズ4連覇を達成可能となっている。
