「昨年のイベントで勝ったときも、パドックでのみんなの反応を見て本当にうれしかった。それは僕にとって多くの意味を持っていて、またこうして戻ってこれたことに興奮しているんだ」と続けるエリクソン。
「ホーリエスは世界で最も象徴的なラリークロス・トラックで、今年は勝つチャンスが2倍、楽しみも2倍になる。世界選手権がダブルヘッダーを開催するのは初めてで、ほとんどのレギュラーは慣れていないかもしれないけど、僕は(国内選手権やGRC、RallyX Nordicなどで)多くを経験済みだから、その点は少し有利かもしれないね」
2014年にアンドレアス・バッケルドやレニス・ニテッシュを擁し、WorldRXのチームタイトルを獲得して以降、毎年のように勝利を飾ってきた名門オルスバーグMSEだが、エリクソンは世界選手権初投入となるホンダ車との戦いに向け、入念な準備を重ねて来たことも明かした。
「このホンダのマシンが世界選手権のステージでどのような戦いを繰り広げられるか、とても興味深いよね。フィエスタとは形状も異なり、明らかに違う特性を持っているけれど、テストでは双方ともに甲乙付け難いラップタイムを記録しているんだ」と続けるエリクソン。
「僕らはここ数カ月、このシビッククーペをアップデートするために懸命な作業に取り組んできた。この結果、マシンの競争力は高まったと感じている。このシリーズが頂点であることは間違いないし、今季は(2年連続WorldRX王者の)ヨハン・クリストファーソンも戻ってくる」
「先日ここで開催されたRallyX Nordic開幕戦(All-Star Magic Weekend)でのニクラス・グロンホルムやロビン・ラーソンの速さとパフォーマンスは本当に印象的だった。厳しい戦いになることは間違いないが、僕も準備はできているよ!」

