「それにロビンは、今年すでにホーリエスで優勝している(ラリークロス・ノルディック開幕戦“All-Star Magic Weekend”)し、すでにウォームアップは完了している感じだね。この週末の僕のプライオリティは『最大限に楽しむこと』だ」と続けたエクストローム。
「もちろん、勝つことを夢見ていなかったら、それは競争を止める日だと思うけど、現実的な目標は(入賞)トロフィーの獲得だ。状況に応じてリアリスティックに物事を見極めないとね」
「ホーリエスでの週末はいつだって特別なものだが、無観客での開催になり僕にとっては少し奇妙な感じがするだろう。それでも、レースを前にワクワクしているよ」
JC Raceteknikのチーム代表を務めるジョエル・クリストファーソンは「アウディS1に急遽の空きシートが出てしまったため、我々のチームで2度のゲストを務めてくれたマティアスに連絡したんだ」と、この復帰劇の舞台裏を明かした。
「私がそう感じていたように、マティアスもまたホーリエスでRXスーパーカーをドライブするのは楽しいだろうということに同意してくれた」と続けたクリストファーソン代表。
「彼は多くのヒントとトリックを備えたドライバーであり、我々のマシンは彼のEKSから技術提携とサポートを受けているアウディS1だ。このクルマを託すなら、それはマティアス以外にあり得ないだろう」
「ロビン・ラーソンと我々チームにとって、ホーリエス戦で彼を迎え入れるのは間違いなく有利になる。もちろん、ヤニス(バウマニス)が戦列を去るのは悲しいことだ。彼とのコラボレーションを楽しみにしていたからね」
「しかし、COVID-19の全体的な状況を考えると、このような事態が起こる可能性を誰もが理解している。将来的には、彼とふたたび一緒に仕事ができることを願っている」