●セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)
「久々にラリーに参戦できることをうれしく思う。ラリー・エストニアは自分たちを含む多くの選手にとって初めての経験になるが、新たな挑戦はいつだって心躍るものだ」
「ステージは非常にハイスピードで、きっと厳しいラリーになるだろう。だが、ヤリスWRCはそのような速いステージでも自信をもって走れるし、フィンランドとエストニアでのテストを経て、クルマに良いフィーリングを感じている」
「また、先週のラリー出場も準備の助けになった。というのも、このような長い休みの後では、すぐに限界を見極めるのは簡単ではないからだ。今回はステージの出走順が1番となるが、9月の天候がその不利な条件を和らげてくれることを期待している。目標はベストを尽くして戦うことだよ」
●エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)
「競技に出場するのは久しぶりだ。テストで運転の感覚を取り戻すことはできたが、やはり実戦に勝るものはない。ラリー・エストニアはWRC初開催となるけれど、昨年このイベントに参加していたのはラッキーだった」
「僕にとってはあまり良い結果にはならなかったけど、それでも楽しめたし、少しだけど予想ができるようにもなった。ステージはとても速く、フィンランドに似ているところもある。しかしジャンプは少なく、場所によってはさらにハイスピードなんだ」
「そして、僕たちのクルマが、そのような高速グラベルロードで力強いことはテストで確認できている。我々が高い戦闘力を備えていることを期待し、ラリーで力を最大限発揮できることを願っている」
●カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)
「エストニアの道はとても速く、流れるようなコーナーが多いが、狭くてテクニカルな区間もあり、非常にトリッキーなラリーになるだろう。アクセル全開で走るようなステージが大部分ですが、正確な走りが求められる場所もあるんだ」
「長い休みがあったので、序盤からスピードを上げるのは簡単ではないけれど、良いテストができたので準備はできている。いろいろな気象条件でドライブすることができたのは、いい経験になったよ」
「僕はこのクルマでまだ3回しかWRCに出場していないので、残りのシーズンもまだまだ学びを続ける必要があるけど、今回のエストニアは自分に合ったラリーだと思うので、良い結果を期待している」