世界ラリー選手権(WRC)は一部の関係者から不満の声が挙がっていた出走順規定を変更。来季から新たなルールを適用する。

 現在の規定では、ポイントリーダーが競技初日の金曜日から土曜日まで先頭走者を務める。特にグラベル(未舗装路)戦では遅くコースインするほど、路面コンディションが改善しておりタイムが出せるため、セバスチャン・オジエやシーズン半ばまでフォルクスワーゲン・モータースポーツ代表を務めていたヨースト・カピートらは早期のルール変更を訴えていた。

 WRCコミッションは先週、パリで会合を開催。その場で新たな出走順規定に関する議論が行われ、来季からポイントリーダーが先頭走者を務めるのは金曜日の1日のみとすることが決定された。

 土曜日、日曜日については各クラス暫定順位の逆順で出走。総合首位のマシンが最後にコースインする形となる。これは2014年シーズンまで採用されていたものと同じ規定となる。

 今季採用されていた出走順規定に関しては、上述の通りポイントリーダーがタイムを記録できない反面、後方走者にチャンスが巡ってくるため、今季はここまでの12戦で合計6名のウィナーを生み出す要因にもなっている。そのため、このルール変更は、今後議論を呼ぶ可能性もありそうだ。

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