また、これまでカスタマー向けのラリープログラムを行ってこなかったフォルクスワーゲンにとって、プライベートチームへマシンを供給することは、同社のモータースポーツに対する取り組み方の変化を表している。

 フォルクスワーゲンは、すでにR5規定に沿ったラリーカーを、18年からWRC2と各国のラリーシリーズに参戦するカスタマーチームへ供給すると表明している。

 一方で、フォルクスワーゲンは表舞台に出ることのない17年型ポロR WRCのホモロゲーション取得作業を継続していることも明かした。

 スポークスマンは「我々はこのプロジェクト(17年WRカーの開発)を完遂させたい。計画は98パーセントまで進んでいるというのに、ゴール直前で立ち止まるようなことは望まない」と述べている。

「書類審査まで進むことができれば、我々ができるプロセスはすべて完了する」

「残念ながら、FIAからホモロゲーション承認のスタンプを得るには、他のマシンとの競争に加わる必要があり、完全な認証は受けられないがね」

来季に向け開発が進められていた新型ポロR WRC
来季に向け開発が進められていた新型ポロR WRC

 フォルクスワーゲン傘下にあるチェコの自動車メーカー、シュコダはフォルクスワーゲンのプロジェクトを引き継ぎ、2017年にポロR WRCで最上位クラスへステップアップするとの憶測を否定している。

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