「僕はこれまでにも、いくつかの素晴らしいプロジェクトに取り組んできたけれど、この先のモータースポーツで起こること、その未来にとてもワクワクしているんだ」と語ったアブリング。
「ここまでの継続を踏まえた上で、今季は並行して世界レベルのチャンピオンシップ全体を戦うチャンスを得るために取り組んできた。昨季はフィンランドへの遠征を含め最新のプロジェクトとテスト活動のおかげで、これまで以上に速く走れるようになったと感じている」と、ドライビング技術向上の自信も口にするアブリング。
「これまで、すべてのチームメンバーと緊密に連携してきたが、メガーヌについての理解はますます深まりつつある。一緒にWorldRXの勝利を目指し、プッシュする日が待ち切れない気分だ!」
初期にはプロドライブと協業でマシン開発を行なってきたGCKだが、今季プログラムに向けては引き続きフランスのエンジニアリング企業、FORSテクノロジーズと提携し、ルノー・メガーヌとクリオの戦闘力向上を続けていくという。
2021年のWorldRX新シーズンは、7月23〜24日にスペイン・バルセロナで幕を開け、その後ドイツ、スウェーデン、フランス、ラトビア、ベルギー、ポルトガルでの全8戦が予定されている。

