7月23~24日にスペイン・バルセロナで幕を開ける2021年のWorldRXは、ドイツ、スウェーデン、フランス、ラトビア、ベルギー、ポルトガルでの全8戦が予定されている。
「カレンダーは非常にコンパクトで、短時間で多くのレースが開催されるため非常に厳しいシーズンになるだろう」と付け加えたティミー。
「だからこそ、誰もが一生懸命働くことでチャンスを逃したくないんだ」
一方、ティミーのチームメイトとして毎シーズン選手権上位を争い、2019年のWorldRX初開催アブダビ戦では初代ウイナーの称号を獲得した弟のケビンも、今後の数カ月で「家族のトロフィーを増やすことに執念を燃やす」と決意を語る。
「僕らはガソリン時代の最後のシーズンに入ったわけだけど、今季こそ僕も真にチャンピオンシップのコンテンダーとして勝負したいと思っている」と、2019年には新設ラリークロス・シリーズの『TitansRX(タイタンRX)』で初代チャンピオンにも輝いた23歳のケビン。
「もちろん、それは大きな挑戦になるだろうが、僕はそれ意外の方法を望んでいない。以前よりはるかに多くのテストをこなしてきたし、ここまで何の問題も発生していない。僕らはこのスポーツでももっとも成功したチームであり、現実的に僕ら兄弟がシリーズでのワン・ツーを目指すべきだよね」

