●セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ3総合4番手
「昨日は満足のいく仕事ができたが、今日は最高とはいえない1日だった。それでも、ドライバー選手権争いで最大のライバルであるエルフィン(・エバンス)よりも上の順位を保つという目標は達成することができた」
「今日の午前中は慎重になり過ぎて、なおかつ少し考え過ぎたドライビングになってしまった。そして午後最初の2ステージは大きな轍があるなど非常に難しいコンディションだった」
「リスクを完全に排除し、全てを自分のコントロール下に置きたかったのだが、路面コンディションが良くなかったので、無理をしないことにしたんだ。選手権争いでいい位置にいることが何よりも重要だし、明日のパワーステージでは、ボーナスポイントを獲得するチャンスもある」
●エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ3総合5番手
「最適なセットアップを見つけようと、1日をとおして小さなセッティング変更を続けたが、午後は全体的にフィーリングが良くなったように思う」
「順位を上げることはできなかったが、少なくとも正しい方向に向かって前進し続けていることは、今後に控えるラリー・フィンランドに向けてポジティブな材料といえるだろう」
「明日はパワーステージに集中し、少しでも多くのポイントを獲得できるように頑張るよ」
●カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ3総合首位
「とてもいい1日となり、今晩このポジションにいることができてうれしいよ。朝最初のステージは、今回のラリーで最も難しいテクニカルなステージで、ペースノートを新たに作る必要があったが、差をつけられるチャンスと考え入念な準備をして臨んだ」
「正直なところ、あまりいいフィーリングではなかったのだけど、それでもクリーンに走りプッシュしたところ、非常にいいタイムを出すことができた。その後もライバルとの差を拡げることができ、路面がとても荒れていた午後の再走ステージでも、差をコントロールすることができたんだ」
「大きな轍があるトリッキーな場所もあったけど、それにもうまく対処することができたと思う。明日も長い1日になりそうだが、この順位を守るためにはミスをしないように集中力を保ち続け、なおかつ良いリズムで走る必要があるね」