●セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)
「新たなるターマックラリーとして、イープルがWRCのシリーズに加わることに興奮している。非常にチャレンジングなラリーとして知られているので、初めて出場し、どのようなステージであるのかを探ることが楽しみだ」
「もちろん簡単にはいかないと思うが、先週は少し雨が降る難しいコンディションで良いテストを行なうことができたし、ベストを尽くして準備を進められた。イープルのステージは全体的に路面のグリップが頻繁に変化し、このラリーへの出場経験がない我々にとって、限界を見極めることが最大の難題になると思う」
「現在、チャンピオンシップを少しリードしており、いい状況にあるが、イープルのような難しいラリーがまだいくつか残っているので、集中力を切らさないようにしなければならない」
●エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)
「他の多くのドライバーと同様、私もイープルへの出場経験はなく、まったく新しい挑戦となるため、どのようなことが待ち受けているのかを完全に予想することはできない」
「ふたたびターマックラリーに出られるのはうれしいけど、前回のクロアチアとは大きく異なるイベントだ。コーナーが少なく、直線やきつい曲がり角が多いため、最初は比較的単純な道に見える」
「しかし、路面の変化、グリップの変化、そしてインカットが多くあるということが、事前のテストで明らかになったし、本番ではそのような状況に遭遇する機会はさらに多いだろう。ここ数戦は望んでいたような成績を残せていないので、何としてもいいリザルトを狙いたいと思うよ」
●カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)
「エストニアで初めて優勝し、初勝利を待ち焦がれる必要がなくなったことはもちろんうれしいし、今はイープルをとても楽しみにしているんだ。WRCとしての開催は初めてだけど、ラリー界では誰もが知っている伝説的なイベントだ」
「テストの段階ですでにトリッキーなコンディションであることがわかった。通常、ドライバーはコーナーを大きくインカットするので、道には多くの泥やグラベルがかき出される。そのため路面コンディションが非常に難しく変わりやすいのが特徴だね」
「今回、このラリーに初めて挑むにあたっては、路面のグリップレベルを把握し、その情報をいかに正しくペースノートに反映させるかが重要なポイントになる」
