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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2021.11.29 14:23

2023年のWRC日本ラウンド開催に向け、豊田市が運営主体に名乗り。補正予算案提出へ

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ラリー/WRC | 2023年のWRC日本ラウンド開催に向け、豊田市が運営主体に名乗り。補正予算案提出へ

 豊田市は今回の発表に際し、WRCの開催によって期待される効果について次の3点を挙げている。

●大会を通じて山村の価値を発信し、世界から共感を得ることで、市民が愛着と誇りを持ってその価値を守るなど、『豊田市山村地域の持続的発展及び都市と山村の共生に関する条例(案)」』理念と目的の実現に寄与する。

●国内外から多くの観客が訪れることにより、大きな経済効果が期待できる。

●地域に利益を還元するとともに、開催のノウハウ等を蓄積することにより、地域資源をいかした地域内の経済循環を高める。

 これについて太田市長は次のように述べた。

「本市でのWRCの継続的な開催については、今回の12月市議会に提出しております条例案『豊田市山村地域の持続的発展及び都市と山村の共生に関する条例(案)』の理念と目的に沿った取り組みにもなっております」

「大会を通じ、世界に日本の原風景としての山村の価値を発信し、共感を得ることで、私たち(市民)が愛着と誇りを持ってその価値を守り、生かし、次の世代につないでいくための契機となると考えております」

 債務負担行為として補正予算案を提出する豊田市は議決後、年明け1月にJAFに令和5年大会の開催申請を提出する予定。その後、4月に庁内に開催準備のための組織を立ち上げ、JAFの審査後にFIAへ開催申請を提出するという。FIAによる2023年のWRCシーズンカレンダーは、ラリージャパン2022年大会が開催される11月に発表される予定だ。


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