JAF日本自動車連盟は3月2日、前年度版から改定された『2022年全日本ラリー選手権統一規則』を公示した。この中にある第2条「参加車両」の項において、今シーズンよりJN1クラスに性能調整が行われることが明記されている。

 JN1クラスはJRC全日本ラリー選手権の最高峰カテゴリーとして設定され、スバルWRX STIやトヨタGRヤリスなどの4輪駆動ハイパフォーマンスモデルに加え、FIA規定のR5車両であるシュコダ・ファビアR5やシトロエンC3 R5などが参加するクラスだ。2021年シーズンは、この年JN1にステップアップしたTOYOTA GAZOO Racingが同クラスに投入した、トヨタGRヤリスGR4ラリーが年間4勝を挙げ、後半戦に4連勝を飾った勝田範彦が自身9度目となるシリーズチャンピオンを獲得している。

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