●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ2総合首位
「今日は本当に長くてタフな1日だった。とくに午後のステージはクルマの中がとても暑く、コンディションも過酷で大変だったよ。午前中は、朝一番のステージからすべてが順調だった」
「タイヤ選択については少し攻めすぎたかもしれず、最後に苦労したが、全体的にはいいスタートを切れたと思う。午後は路面が非常に荒れていて、運試しのような面もあったが、うまくクリアすることができた」
「この週末、あれ以上悪い路面に遭遇しないことを願うばかりだ。スピードに関しては充分ではなかったかもしれないが、自分としては問題なく走り切ることと、速く走ることのバランスをとりながら走ったつもりだ。優勝争いに加わることができているのはうれしいが、重要なのは日曜日の最終結果なので、まだまだ長い道のりが待っている」
●カッレ・ロバンペラ(#69 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ2総合2番手
「今日の結果には満足しても良いのではないかと思う。総合2番手につけていることは予想外だが、自分としてはいい仕事ができたと思うし、チームはラフなコンディションに負けない強いクルマを用意してくれた」
「トラブルを抱えていたクルマが多かったので、それは本当に重要なことだったと思う。ステージを一番手で走行し、再走ステージでさえも他の選手たちのために路面をクリーニングしながら走るのは本当に大変だったが、問題が起こらないように、クレバーに走ることができた」
「明日は走行距離がとても長く、今日に続きタフな1日になると思うけど、ベストを尽くして頑張りたいと思う」
●セバスチャン・オジエ(#1 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイリタイア
「今朝はあまりフィーリングが良くなかったが、いくつか調整を加えたところ良くなっていった。午後は最初のステージでベストタイムを出し、いいスタートを切ることができた。しかし、(2度のパンクによって)残念ながらそのいいフィーリングを最後まで持ち続けることはできなかった」
「仮にスペアタイヤをあと1本多く搭載していたとしても、良い結果を得るという望みはすでに絶たれていた。午後のステージは路面が予想以上に荒れていて、大きな岩はすべて避けようとしたのだが、いたるところに鋭い石が散らばっていて、まるで運試しのような状況だった」
「もちろん、楽しんで走りながらも上位争いをするために出場したので、早々にデイリタイアすることになってしまったのは残念だ。だが、このクルマでグラベルを長距離走ったことがないので、明日以降はテストとして考え有効に活用するつもりだよ」