6月に実施された前回の耐久試験から引き続きテストに参加したチャヤポンは、「ラリーはスピードがすべてではない。ドライバーとクルマとの一体感を極限まで高め、攻めるところと守るところ、緩急をしっかりコントロールしていくことが、勝利を収めるために重要なことだ」とコメント。

 今回のテストでは本番を想定したスピードで走行した彼は「操作に対して正確かつ俊敏に反応する素晴らしい仕上がりとなった」と、トライトンに大きな手ごたえを感じている。

 チームの総監督を務める増岡は、2022年AXCRに参戦する3名のドライバーについて、「実力あるドライバーを迎えることができ、光栄に思います」と語った。

「リファットはスプリントラリーでの実績は充分ですから、長丁場のクロスカントリーラリーの戦い方をチームとしてマネジメントすれば良いパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。チャヤポンはクロスカントリーラリーでの経験も豊富で、乗る度にパフォーマンスが上がっており期待が持てます」

「トライトンも2回の耐久試験を通じて問題点を洗い出し、それらを克服することができました」

「11月のシェイクダウンテストを実施して本番に臨みますが、私たちのトライトンはここまで順調に仕上がっており、ドライバーたちは力強く逞しい走りを披露してくれると思います」

 ミツビシ開発部門のエンジニアも帯同し、テクニカルサポートを行う万全の体制でAXCR本番にチーム三菱ラリーアート。タイのタントスポーツが運営する同チームのドライバーラインアップ、およびチーム体制は以下のとおりだ。

■チーム三菱ラリーアート 2022年アジアクロスカントリーラリー参戦体制

総監督 増岡浩(三菱自動車)
チーム代表 シャユット・ヤンピシット(タイ:タントスポーツ)
テクニカルディレクター コーポン・アマータヤクン(タイ:タントスポーツ)
テクニカルサポート 田中泰男(三菱自動車:車体)
テクニカルサポート 柴山隆(三菱自動車:エンジン)
ドライバー/コドライバー リファット・サンガー(インドネシア)/シューポン・シャイワン(タイ)
ドライバー/コドライバー チャヤポン・ヨーター(タイ)/ピーラポン・ソムバットウォン(タイ)
ドライバー/コドライバー サクチャイ・ハーントラクーン(タイ)/キッティサック・クリンチャン(タイ)

2022アジアクロスカントリーラリーに参戦するミツビシ・トライトンT1仕様(チーム三菱ラリーアート)
2022アジアクロスカントリーラリーに参戦するミツビシ・トライトンT1仕様(チーム三菱ラリーアート)
増岡浩総監督(中央)とチーム三菱ラリーアートのドライバー/コドライバーたち
増岡浩総監督(中央)とチーム三菱ラリーアートのドライバー/コドライバーたち

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