チームを率いるトミ・マキネンは「今の気持ちを言葉にするのは簡単ではない」と語る。

「第1戦モンテカルロでの総合2位にも驚いたが、今回の優勝は予想をはるかに超えたリザルトだ」

優勝会見で笑みを浮かべるチーム代表のトミ・マキネン
優勝会見で笑みを浮かべるチーム代表のトミ・マキネン

「もちろんラッキーな面もあったが、ヤリ-マティ(・ラトバラ)と(コドライバーの)ミーカ(・アンティラ)の素晴らしい戦いと、それを支えた日本、フィンランド、ドイツのすべてのスタッフのチームワークと努力があったからこそ、優勝を成し遂げられたのだと思う」

「我々を信頼してくれた(トヨタ自動車の)豊田章男社長をはじめとする、皆さんに感謝する。今日は我々にとって忘れがたい特別な日になったが、勝利に浮かれることなく、今後も開発に力を注ぎ続けるよ」

 勝利したラトバラは「新しいチーム、そして新しいマシンで臨んだWRC2戦目で優勝することができて、本当に嬉しく思う」とコメント。

 また、チーム総代表も務めるトヨタの豊田章男社長は「“負け嫌い”のTOYOTA GAZOO Racingですから、私も、その日が来ることを心の底から願っていました。しかし、こんなにも早くその瞬間が訪れることは、私の想像を超えておりました」と喜びのコメントを発表している。

 次戦のWRC第3戦は、南米メキシコで3月9~12日に開催。シーズン最初のグラベル(舗装路)ラリーで、チームは高い気温と標高とも戦うことになる。

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