●カッレ・ロバンペラ(#69 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「久しぶりにグラベルラリーに出場することができるのはうれしいし、とくにメキシコは前回から随分時間が経っているのでなおさらだ。標高が高く、グラベルラリーのなかでも際立って特殊なイベントなので、いつもどおりトリッキーなラリーになると思うけど、ふたたびメキシコを訪れることは本当に楽しみだ」
「ラフなグラベルコンディションでクルマを改善し、ペースを向上させるため、チームは多くの作業を行ってきた。そして、スペインで最近実施したテストでは、開発が確実に正しい方向に進んでいることを確認できたよ」
「メキシコでは出走順がひとつ違うだけでも大きな差がつくので、1番手スタートではないことは良かった。もちろん後方からスタートするライバルよりは厳しい条件だけど、ベストを尽くして戦うつもりだ」
●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「WRCのカレンダーにメキシコが復活したことをうれしく思う。最初の2戦と比べると、気候に関してつねに少なからずカルチャーショックを受けるイベントであり、毎回大きなチャレンジになるはずだ」
「標高が本当に高いエリアでのラリー出場は数年ぶりだし、高温と乾いたグラベルでの戦いになることが予想される。この時期のヨーロッパで、そのような状況をテストでシミュレートするのは非常に難しいが、できる限り再現するように試みた」
「路面が乾いていて多くのルースグラベルに覆われている時は、トラクションがカギになるので、クルマの全領域について開発を進め、あらゆる状況に合わせられるように改善をしてきたので、可能な限りの準備はできたと思う」
●セバスチャン・オジエ(#17 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「ラリー・メキシコが復活すると知ってすぐ、もう一度出場したいイベントとして自分のカレンダーにマークした。メキシコは2008年に僕が初めてWRCに出た時のイベントであり、良い思い出が沢山あり、これまで多くの成功を収めてきたんだ」
「ラリーの雰囲気はいつも素晴らしく、美しいステージもある。僕がこのような路面のグラベルラリーに出るのは昨年のポルトガル以来なので、スペインでの事前テストは、良いフィーリングを得るためにとても重要だった」
「高地でつねに感じるパワーの低下に対し、ハイブリッドがどのように役立つか興味深いところだね。パフォーマンスに大きな違いが出るかもしれないから、これまで以上にハイブリッドを効率的に使うことが重要になるだろう」
