「僕もNitroRXが始まって以来ずっとフォローして来たし、家族と一緒に長いあいだアメリカを拠点にしているので、これを詳しく調べていたんだ」と、同国のモータースポーツ専門サイト『RACER.com』に明かしたシャイダー。
「クリスのことは非常に残念だが、彼の一刻も早い回復を祈っている。でも、個人的にはもちろんチャンスを掴むつもりさ! シーズンフィナーレだし、トリプルヘッダーだし、クルマのこともグレンヘレンのことも何も知らないけど(笑)、楽しみにしているよ」
今季も電動オフロード選手権のエクストリームEに参戦中のシャイダーだが、昨季シーズン2ではチーム創設者であるオリバー・ベネットに代わってエキサイト・エナジー・レーシングのワンメイクSUVをドライブしており、合流初戦のイタリア・サルディニアでは表彰台も獲得している。
「昨日のオリー(ベネットの愛称)からの電話はとてもクールで、昨季のエキサイトでのレースが頭に浮かんだよ」と笑顔をみせたマイアミ在住のシャイダー。
「僕らはWorldRXでお互いを知る仲になり、それがエクストリームEにも繋がった。来週空いているかどうかを尋ねるメッセージを受け取ったとき、すぐにカレンダーを再確認したし、マイアミの家に3日間帰ってからすぐにフロリダからL.Aに飛ぶよ!」
そのシャイダーは、今回の最終戦出場のみに留まらず、今後さらなるNitroRXへの関与にも意欲を示す。
「クリスが残念ながら出場できなくなった後、オリーが僕のことを考えてくれたのはとてもクールだった。僕自身その経験を楽しみたいし、そこへ行き、一緒に仕事をするのが楽しいことを人々に示したいと思っているよ」

