デビュー2戦目のGRヤリス・ラリー2を表彰台へ導いた勝田は、2位入賞は予想外だったと語り、次のようにコメントした。
「ライバルのリタイアもありましたし、予想もしていなかった2位表彰台です。前戦の新城では私もリタイアしていますし、やはりラリーは完走してこそだとあらためて思います」
「今大会は完走ペースで走り、まずはデータをチームに持ち帰りたいと考えていました。今回ウエットからドライにコンディションが変化するなかで、さまざまなセッティングを試しながら走り切れたことが一番重要だったと考えています」
「私自身としてもまだラリー2を乗りこなせていませんし、もっともっと大きな伸びしろがあると実感しています」
DATを搭載したGRヤリスをドライブし、難しいコンディションのなかで多くのデータを持ち帰った眞貝は、コメントのなかで今回のラリーが充実したものであったことを滲ませ、次戦以降へ向けて前向きな姿勢を見せた。
「新城ラリー後のインターバルを活用して、チームの皆さんと一緒にDATの制御や熱対策、足回りのセットアップ変更を施してきました。DATに関してはドライバーとの意思疎通が図れる感触がさらに良くなってきましたし、長いSSでも熱の問題もなく走り切ることができました」
「また、足回りの対策も今回は大幅に考え方を変えて臨んだのですが、今大会を通じてウエット/ドライも含めたさまざまな路面で試行錯誤しながら走れました」
「次戦以降さらに気温の上昇やロングSSが増えることにより、クルマにとって厳しい場面が増えてくると思いますが、そこに向けて前向きな印象を持ってラリーを終えることができたと感じています」
