新名称のシーズンは6カ所で開催され、9カ月にわたる全10戦で構成。開幕は6月16〜17日にオクラホマ州ジェイのミッドアメリカ・アウトドアで開催の『ヴィジョン・オフロード2023』のイベント内に組み込まれ、シリーズオーナーの意向により北米大陸でのプレゼンスを優先するべく海外展開を休止し、南西部の砂漠から極寒のカナディアン・ロッキーまで、路面は土や舗装路から雪や氷まで多岐にわたるサーフェースが盛り込まれる。

 昨季はカリフォルニア州グレンヘレン・レースウェイでの“トリプルヘッダー”戦でロビン・ラーソン(ドレイヤー&レインボールド・レーシング・ウィズ・JCレーステクニーク)がタイトルを獲得したが、チャンピオンシップでは10戦中5名の異なる勝者が誕生。

 アンドレアス・バッケルドやフレイザー・マッコーネルらに加え、2009年F1チャンピオンのジェンソン・バトンや、2020年NASCARカップチャンピオンのチェイス・エリオット、2022年デイトナ500優勝者のオースティン・シンドリック、WRC世界ラリー選手権通算5勝のクリス・ミーク、そしてWorldRX世界ラリークロス選手権“5冠”のヨハン・クリストファーソンなど、錚々たるメンバーが参戦した。

 その最高峰クラス『グループE』には、昨季より最高出力1080PS(800kW)、0-100km/h加速約1.4秒というフル電動ワンメイクEV『FC1-X』が導入されており、新年度も“ケン・ブロック・チャンピオンシップ・トロフィー”と名付けられたチャンピオンの栄冠を目指して、同車での勝負が繰り広げられる。

「僕らが求めているのは、イベントの水準を高めることだけだ。カスタム構築されたトラックと、会場でのより良いエンターテイメントを必要としている」と続けたパストラーナ。

「このナイトロクロスが、競技者と世界中のファンにとってエキサイティングなものになることを望んでいる。僕らは地球上でもっとも高く長い飛距離を誇るシリーズになるはずだし、何が起こるか楽しみだよ!」

2009年F1チャンピオンのジェンソン・バトン(右)や、2020年NASCARカップチャンピオンのチェイス・エリオットらも参戦した
2009年F1チャンピオンのジェンソン・バトン(右)や、2020年NASCARカップチャンピオンのチェイス・エリオットらも参戦した
新年度も、南西部の砂漠から極寒のカナディアン・ロッキーまで、路面は土や舗装路から雪や氷まで多岐にわたるサーフェースが盛り込まれる
新年度も、南西部の砂漠から極寒のカナディアン・ロッキーまで、路面は土や舗装路から雪や氷まで多岐にわたるサーフェースが盛り込まれる
新年度も“ケン・ブロック・チャンピオンシップ・トロフィー”と名付けられたチャンピオンの栄冠を目指して勝負が繰り広げられる
新年度も“ケン・ブロック・チャンピオンシップ・トロフィー”と名付けられたチャンピオンの栄冠を目指して勝負が繰り広げられる

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