同氏はまた、ASPは現在3台のRC F GT3を所有しており、後期のテスト作業とFIAホモロゲーションは別のシャシーで行われたことを明かした。
これが必要だったのは、同チームがホモロゲーションとシリーズデビューの準備の面で非常にタイトなスケジュールに直面したためだ。
「ポール・リカールでテストを行った3台目のクルマがヨーロッパにある」とポリカン。
「それはFIAホモロゲーションのためにザウバーの風洞実験に使われたクルマだ。私たちはこのクルマについての知識がなかったので、ファクトリーに置いてエアロをテストするのに役立った」
ポリカンが説明したように、チームはエレクトロニクスの開発とFIAが必要とする追加のデータロガーの開発にも直面しており、それらは先週初めにフランスのアルビ飛行場において3台目のクルマでテストされた。
メルセデスAMGでのレースを何年も成功させた後、スペインとポルトガルでのテストをRC F GT3についての理解を深める貴重な機会として、ASPチームはレクサスで「0からのスタートを切った」と彼は述べた。
「バルセロナとポルティマオでのウインターテストでは大まかに何をしたかというと、マシンを学ぶことだった。セットアップとツールに関する作業に取り組んだよ」
「ほとんどのクルマは日本から来たもので、2、3年サーキットを走っていなかったから組み直さなければならなかった。新車ではない。このクルマにはスペアパッケージなどもある」
「それが私たちが3台目のクルマに集中している理由だ。このスペアカーは、エレクトロニクスとFIAのルール、風洞に関するすべてのテストを行うためのものだ。うまくいけば、すべてのデータロガーがレースカーに搭載される。万事うまくいくことを願っているよ」

