同氏はまた、ASPは現在3台のRC F GT3を所有しており、後期のテスト作業とFIAホモロゲーションは別のシャシーで行われたことを明かした。

 これが必要だったのは、同チームがホモロゲーションとシリーズデビューの準備の面で非常にタイトなスケジュールに直面したためだ。

「ポール・リカールでテストを行った3台目のクルマがヨーロッパにある」とポリカン。

「それはFIAホモロゲーションのためにザウバーの風洞実験に使われたクルマだ。私たちはこのクルマについての知識がなかったので、ファクトリーに置いてエアロをテストするのに役立った」

 ポリカンが説明したように、チームはエレクトロニクスの開発とFIAが必要とする追加のデータロガーの開発にも直面しており、それらは先週初めにフランスのアルビ飛行場において3台目のクルマでテストされた。

 メルセデスAMGでのレースを何年も成功させた後、スペインとポルトガルでのテストをRC F GT3についての理解を深める貴重な機会として、ASPチームはレクサスで「0からのスタートを切った」と彼は述べた。

「バルセロナとポルティマオでのウインターテストでは大まかに何をしたかというと、マシンを学ぶことだった。セットアップとツールに関する作業に取り組んだよ」

「ほとんどのクルマは日本から来たもので、2、3年サーキットを走っていなかったから組み直さなければならなかった。新車ではない。このクルマにはスペアパッケージなどもある」

「それが私たちが3台目のクルマに集中している理由だ。このスペアカーは、エレクトロニクスとFIAのルール、風洞に関するすべてのテストを行うためのものだ。うまくいけば、すべてのデータロガーがレースカーに搭載される。万事うまくいくことを願っているよ」

レクサスRC F GT3(アコーディスASPチーム) 2024WECプロローグ
レクサスRC F GT3(アコーディスASPチーム) 2024WECプロローグ
レクサスRC F GT3(バッサー・サリバン) 2024年IMSA公式テスト“ロア”
レクサスRC F GT3(バッサー・サリバン) 2024年IMSA公式テスト“ロア”

本日のレースクイーン

奥西はつみおくにしはつみ
2025年 / スーパー耐久
AutoLabo Lady
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円