今季より新設されたLMGT3クラスでは、セッション折り返し間際に初めて1分43秒を切るマシンが現れ、ダニエル・マンチネッリのドライブで1分42秒992をマークした27号車アストンマーティン・バンテージAMR GT3(ハート・オブ・レーシングチーム)がクラストップに。しばらくの間これに続くクルマが現れなかったが、終盤になってマルコ・ソーレンセン駆る777号車アストンマーティン・バンテージAMR GT3(Dステーション・レーシング)が同門のマシンを上回る1分42秒474を記録した。
3番手には佐藤万璃音が1分43秒193をマークした95号車マクラーレン720S GT3エボ(ユナイテッド・オートスポーツ)がつけていたが、残り5分を切ったところでアウグスト・ファーフスの31号車BMW M4 GT3が1分43秒028を刻んでクラス3番手を奪取。さらに92号車ポルシェ911 RSR-19(マンタイ・ピュアレクシング)が1分43秒167をマークして3番手に滑り込んだため、95号車マクラーレンは5番手に順位を下げている。
クラス6番手は1分43秒252というタイムを記録した54号車フェラーリ296 GT3(ビスタAFコルセ)。以下、91号車ポルシェ911 GT3 R(マンタイEMA)、85号車ランボルギーニ・ウラカンGT3エボ2(アイアン・デイムス)、小泉洋史組82号車シボレー・コルベットZ06 GT3.R(TFスポーツ)と続き、バレンティーノ・ロッシ組46号車BMW M4 GT3(チームWRT)が10番手に。ここまでがトップと1秒以内に入った。
木村武史が乗り込んだ87号車レクサスRC F GT3(アコーディスASPチーム)は1分45秒710でクラス最後尾、18番手でFP3を終えている。
WEC第2戦イモラはこのあと14時45分(日本時間21時45分)から、決勝レースのスターティンググリッドを決定する予選が行われる予定だ。
