IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第6戦、ボーマンビル/カナダ

ニュー911 RSRのパフォーマンスは報われず

 ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:オリバー・ブルーメ)のニューポルシェ911 RSRは、ポールポジションからスタートしたカナダのカナディアンタイヤ・モスポート・パークで開催されたIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第6戦において、レース最終盤までトップを走りながら残り9分でトラブルに見舞われ、惜しくも優勝を逃しました。

 バイザッハのポルシェ・モータースポーツが新たに設計した510PSの最高出力を誇る911 RSRにとって、初めてのポールポジションを獲得したのはディルク・ウェルナー(ドイツ)でした。

912号車ポルシェ911 RSR
912号車ポルシェ911 RSR

 パトリック・ピレ(フランス)とディルク・ウェルナーにとって、スタートまでは全てが計画どおりでした。ポールポジションからスタートしたウェルナーは1周目に2位へ順位を落としますが、首位との差をわずかに保ちます。
 
 続いてステアリングを託されたピレは、カナダの首都トロントに近いこの高速サーキットでGTLMクラスのファステストラップを記録するなど、力強い走りでトップに迫ります。
 
 終盤、ポルシェはフルアタックを選択し、次のピットストップまでの残りの3周をフロントランナーとの僅差を埋めるためパトリック・ピレに無線で指示します。
 
 この戦略が功を奏して周回ごとに差が縮まり、911号車はトップの車に続いてピットインします。そして迅速なピットストップによって、ピレは5秒差をつけてトップでレースに戻ります。

 しかしドライバーとチームの強力なパフォーマンスが報われることはありませんでした。2位を走行していたパトリック・ピレにはニュー911 RSR初優勝の可能性が十分にありましたが、ゴール9分前にメカニカルトラブルによってパワーダウンし、ピットに戻ることを余儀なくされました。

912号車ポルシェ911 RSR
912号車ポルシェ911 RSR

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