「ただ現段階でいろいろな話はしているので、世界中のRC Fが鈴鹿に来られるように努力していきたいと思います。日本チームも候補ですが、ヨーロッパやアメリカのチームも来てもらえればと思います。これからじっくりと話し合いたいと思います」と高橋主査。

 またホンダ山本部長の“ドリームチーム”案については、高橋主査も「10時間レースはとても勉強になりますからね。若手とベテランが組んで参戦するなんていうのもあるかと思います」と“乗り気”な姿勢も。こちらもぜひファンとしては期待したいところだ。

 一方で、長年GT3カーを販売しており、日本メーカーのなかでは最も台数が多いニスモの片桐社長は「まだ話はこれからです。しかしニッサン/ニスモにとって、GT3レースは非常に重要です。世界中からマニュファクチャラーが集まるということで、積極的に取り組んでいきたいと思っています」と語った。

 現在ニッサンGT-RニスモGT3は、18年に投入されるエボリューションモデルの開発の真っ最中だ。「来年には発表して、走らせられればと思っています」と片桐社長。「GT3自体はカスタマーレーシングの頂点なので、カスタマーに使ってもらえるように競争力を高めていきたいです。そして鈴鹿10時間では、日本のチームにも全力でサポートしたいと思います」

 鈴鹿10時間は、ヨーロッパやアメリカで戦っているGT3カーと日本でスーパーGT300クラスやスーパー耐久ST-Xを戦うチームが集い、“世界一決定戦”を決めようというものだ。ヨーロッパの強豪チームが来日し、それを日本チームが迎え撃つ……というのはファンが望む理想だが、そこに日本車の存在は欠かせないものだろう。来季、海外からどんなエントリーがあるのか、そしてどんな日本車がそろうのか、楽しみなところだ。

2018年からグローバルなGT3レース向けにリリースされるホンダNSX GT3
ファーンバッハー・レーシングのレクサスRC F GT3
富士でシェイクダウンされたニッサンGT-RニスモGT3のエボルーションモデル

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