チームメイトのロペスは、ポールポジションを逃したことをポジティブに捉えるコメント。
 
「このコースをLMP1カーで走ったのが初めてということを考えれば、マイク(・コンウェイ)からわずかコンマ2秒差のラップタイムを刻むことができたのは、満足行く結果だと思う」

「これまで何度もポールポジションからスタートを切りながらも、最大の目標である勝利を達成できていない。それだけに、2番手からのスタートとなる今度こそはチャンスがあると気持ちを切り替えているよ」

 僚友の8号車トヨタは前半のアタックを担当した一貴がコース上の混雑に阻まれタイムを伸ばせず。
 
 ここでチームは作戦を変更。ポールポジション獲得が困難と判断した時点で決勝レースに向けてタイヤを温存する戦略をとり、ステアリングを引き継いだデビッドソンに一貴が使ったタイヤのままアタックさせた。これにより、他車よりも新品タイヤを1セット多く残したまま4番手グリッドから決勝レースを迎えることとなる。

「僕の予選アタックはコース上の混雑に阻まれ厳しいものとなってしまいました」と一貴。

「決勝レースを優先して、予選は1セットしかタイヤを使わなかった決断が明日の決勝で良い方向に応えてくれることを願っています」

「全体的にはクルマの仕上がりに満足しています。予選はそれほど大きな比重ではないと割り切り、必ず良いチャンスがあると信じて決勝に臨みます」

 WEC最終戦バーレーンは11月18日16時00分(日本時間22時00分)に6時間レースのスタートが切られる。

7号車トヨタTS050ハイブリッド
7号車トヨタTS050ハイブリッド
8号車トヨタTS050ハイブリッド
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