GTLMクラスは、ポルシェGTチームの911号車ポルシェ911 RSRがポールスタートから実質的にレースをリードするも、終盤にコルベット・レーシングの3号車と4号車シボレー・コルベットC7.Rに先行を許してしまう。
そのコルベット勢はピットストラテジーでトップに躍り出たフォード・チップ・ガナッシの67号車フォードGT(ライアン・ブリスコ―/リチャード・ウエストブルック)を捉えられず。3台はそのままの順位で2時間40分レースのチェッカーを受けている。
3GTレーシングの15号車、14号車レクサスRC Fが予選ワン・ツーとなったGTDクラスは、レクサス勢が決勝でもワン・ツー体制を築き、スタートから約1時間までレースをリードする。
しかし、その後メルセデスAMGチーム・ライリー・モータースポーツの33号車メルセデスAMG GT3(ベン・キーティング/イェルーン・ブリークモレン組)にリードを許し、最終的に14号車レクサスが33号車AMGに次ぐクラス2位に。
ポールからスタートした15号車レクサスもチェッカーまで残り数分のところまでクラス3番手を走行していたものの、最後は他車とのバトルのなかでコースアウトを喫し、7位でのチェッカーとなった。代わってクラス3位にはマグナス・レーシングの44号車アウディR8 LMSが入っている。2台のアキュラNSX GT3を走らせるマイケル・シャンク・レーシングは、86号車NSXがクラス5位、僚友93号車NSXはクラス6位となった。
IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップの次戦第7戦はアメリカ本土に戻り7月20~21日、コネチカット州のライムロック・パークで開催される。全長1.5マイル(約2.4km)のショートサーキットで争われる同ラウンドは、GTLMとGTDの2クラスのみが出走する。



