そんな11号車BR1が1回目のルーティンピットインを済ませると、ニューリーダーは早めにスリックタイヤに履き替えていた7号車トヨタに。可夢偉駆る7号車は一度、一貴の8号車トヨタに抜かれるものの、その後インターミディエイトからスリックに履き替えるために一貴がピットに戻ると、ふたたび首位に立った。
 
 その後は7号車トヨタが、僚友対して約10秒のマージンを築いてレース中盤に突入していく。しかし、スタートから2時間15分過ぎ、可夢偉のペースがガクッと落ち徐々に一貴からブエミに変わった8号車トヨタが接近。15分後には2台がテール・トゥ・ノーズの状態となった。
 
 それでも粘りを見せた可夢偉はトップのままコンウェイにバトンを渡し、8号車トヨタのピットイン後には再度トップに浮上。スタートから3時間を経過時点では約9秒のギャップを築いている。
 
 LMP1プライベーター勢はロッテラーからブルーノ・セナにつないだ3号車R13がトヨタ勢から2周遅れの総合3番手。バトンからビタリー・ペトロフに代わっている11号車BR1が総合4番手を走行中だ。
 
 LMP2クラスは37号車、38号車オレカ07・ギブソンを走らせるジャッキー・チェン・DCレーシングがワン・ツー・体制を構築。LM-GTEプロクラスでは2番手グリッドからスタートしたBMWチームMTEKの82号車BMW M8 GTEが暫定首位に立っている。
 
 LM-GTEアマクラスは星野敏を擁するデンプシー・プロトン・レーシングの88号車ポルシェ911 RSRがクラストップにつけ、澤圭太がスタートドライバーを務めたクリアウォーター・レーシングの61号車フェラーリ488 GTEがクラス3番手につける。石川の70号車フェラーリは残念ながらリタイアとなった。

雨絡みとなったレース序盤、天候を確認するトヨタ陣営のスタッフ
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66号車フォードGTと71号車フェラーリ488 GTE EVO
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95号車アストンマーチン・バンテージAMR
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4号車ENSO CLM P1/01・ニスモ
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