中嶋一貴:

 朝から夕方まで、3回のセッションをこなし、長い一日でした。多くの項目をテストし、多くのデータを収集しました。TS050 HYBRIDから最大のパフォーマンスを引き出すべく、これから収集したデータの解析を行う必要があります。

 私自身は新しいコースの初走行を楽しむことが出来ました。曲がりくねったレイアウトで壁も迫っていますが楽しいコースです。中盤の連続するコーナーの区間は特にチャレンジングです。

アンソニー・デビッドソン:

 せっかくメキシコに来たのにレースが出来ず残念ですが、正しい判断だと思います。今朝TS050 HYBRIDに乗ってみましたが体調は万全とは言えず、特に次戦オースティンも近いのでリスクは最小限に抑えなくてはなりません。

 ここメキシコでは2人のドライバーで6時間を走ることに問題はありませんが、次戦オースティンは非常に暑いなかでのレースなので3人で戦うことが必要です。参戦できずに今回のレースウィークを過ごすのはとても残念ですが、セバスチャンと一貴が良いレースを戦ってくれるでしょう。

セバスチャン・ブエミ:

 チームにとっては複雑な一日でした。#6号車のこととアンソニーの出場断念は残念です。しかし私と一貴が多くの周回を完了できたのは明るい材料です。車両の仕上がりには満足しています。コース路面は走り始めこそ滑りやすかったですが、その後改善していきました。

 今回出場する全員にとって初めてのコースであり、短期間に多くを学ばなくてはなりません。今日のところはまずまず問題ないので、ここからどこまで出来るかです。

小林可夢偉:

 我々にとってはとても短い一日になってしまいました。私はほんの僅かの周回しか出来ませんでした。新しいサーキットなのでもちろん充分とは言えませんが、このような状況からでも最善を尽くさなくてはなりません。

 明日の公式練習3回目は、我々にとってコース習熟と正しいセットアップを見出すために重要になります。とはいえ、チームメイトが多くの周回を重ねてくれたことは間違いなく助けになってくれるでしょう。我々は前向きですし、良いレースが戦えるはずです。

ステファン・サラザン:

 最終コーナーで、5速で縁石に乗り上げコントロールを失いました。私のミスです。今日は我々にとってコース習熟のためにも重要な一日であり、決して起こしてはならないミスでした。明日再び走れるようにすべく修復を続けているメカニックには大変感謝しています。これから全力を尽くし、多くのポイントを獲得すべくプッシュしていきます。

マイク・コンウェイ:

 今日は予定通りには行きませんでした。コースは走り始めはかなり路面が汚れていましたが、とても良いレイアウトです。ただ、想像以上に狭く、コーナー間の加速区間は限られます。これは、コース上の混雑によりクリアラップを取るのが難しいということを意味します。

 第1印象は悪くありませんが、クリアラップが取りにくいという意味で、予選はチャレンジングなものになるでしょう。

本日のレースクイーン

優羽ゆうは
2025年 / スーパー耐久
LOVEDRIVE RACING
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円