GTDクラスは5日がテスト最終日。そのため、他クラスに先んじて本戦で使用するピットボックスの位置を決める“ピットセレクション予選”が行われた。
 
 2018年に導入されたこのシステムは、公式テストにもエンターテインメント性をもたせると同時に、いわゆる三味線を防ぐ意味合いを持つ。その概要は上位タイムをマークしたチームから順に、戦略上有利とされる1コーナー寄りのピットエリアを獲得できるというシンプルなものだ。

 そんな予選でトップタイムをマークしたのは71号車メルセデスAMG GT3を走らせるP1モータースポーツだった。しかし、最終的なリザルトでは71号車メルセデスはタイム抹消、クラス22番手(23台中)という結果に。
 
 このペナルティはP1モータースポーツが、FIA国際自動車連盟が定めるシルバーまたは、ブロンズランクのアマチュアドライバーの出走が求められるセッション中に、ゴールドランクのドミニク・バウマンをドライブさせたことが原因とアナウンスされている。
 
 この結果、暫定2番手タイムを記録していたマイヤー・シャンク・レーシング(MSR)の57号車アキュラNSX GT3エボが予選首位を獲得。暫定4番手から3番手に繰り上がった僚友86号車NSXとともにクラス最前列のピットエリアを獲得することとなった。
 
 MSRに続いたのは通算2勝を挙げた3GTレーシングからレクサスRC F GT3を受け継いだ、エイム・バッサー・サリバンの12号車レクサスRC F GT3。3番手には毎年シリーズチャンピオン争いに加わる強豪、ライリー・モータースポーツ・チームAMGの33号車メルセデスAMG GT3が入った。

 DPi、LMP2、GTLMの3クラスが残るテスト最終日は1月6日、前日までの二日間と同様にデイトナで実施される。3日目は前述の3クラスでもピットセレクション予選が実施される予定だ。

P1モータースポーツの71号車メルセデスAMG GT3
P1モータースポーツの71号車メルセデスAMG GT3
ピットセレクション予選で首位となったマイヤー・シャンク・レーシングの57号車アキュラNSX GT3エボ
ピットセレクション予選で首位となったマイヤー・シャンク・レーシングの57号車アキュラNSX GT3エボ
マツダを象徴する“ソウルレッドクリスタルメタリック”をまとった77号車マツダRT24-P
マツダを象徴する“ソウルレッドクリスタルメタリック”をまとった77号車マツダRT24-P
ロイック・デュバルとロマン・デュマを擁すコア・オートスポーツの54号車ニッサンDPi
ロイック・デュバルとロマン・デュマを擁すコア・オートスポーツの54号車ニッサンDPi
“激戦区”GTLMクラスを戦うコルベット・レーシングの4号車コルベットC7.R
“激戦区”GTLMクラスを戦うコルベット・レーシングの4号車コルベットC7.R
レッドの識別灯を点灯させて走行するフォード・チップ・ガナッシ・レーシングの66号車フォードGT。僚友67号車はブルーのライトを使用する。
レッドの識別灯を点灯させて走行するフォード・チップ・ガナッシ・レーシングの66号車フォードGT。僚友67号車はブルーのライトを使用する。
2019デイトナ24時間 GTDピットセレクション予選結果(PDF)
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