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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2019.08.14 14:34
更新日: 2019.08.14 14:51

WEC:アストンマーティンが2019/20年体制を発表。Amクラスにダレン・ターナー参戦へ

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ル・マン/WEC | WEC:アストンマーティンが2019/20年体制を発表。Amクラスにダレン・ターナー参戦へ

 LM-GTE Proクラスは“スーパーシーズン”の終了と同時にフォードとBMWがプログラムを終了したことで、2015年以来初となるポルシェ、フェラーリ、アストンマーティンによる3メーカーの戦いとなる。

 そんなシーズン8に向けて、AMRは95号車と97号車のドライバーラインアップを継続することを決断。95号車、通称“デーントレイン”にはニッキー・ティームとマルコ・ソーレンセンのデンマーク人コンビが起用された。

 また、昨シーズンからコンビを組むマキシム・マルタンとアレックス・リンは97号車で2シーズン目を迎えることになる。

「WECの新しいシーズンに向けて、すべての準備が整った」とは、アストンマーティン・レーシングのマネージングディレクターを務めるジョン・ガウのコメントだ。

「昨シーズンは後半4ラウンド中ふたつのレースで勝ち、最後のル・マンではポールポジションを獲得した。そのため、我々は今季にも自信を持って臨むことができる」

「アストンマーティンとポルシェ、フェラーリはともにチャンピオンシップにもっとも長く貢献してきたチームだ。かつて三つ巴の戦いを演じたライバルたちと再び戦う機会を楽しみにしているんだ」

「私たちのドライバーラインアップは非常に強力で、すべてのGTE Proドライバーはレースに勝つパフォーマンスを備えている。シリーズチャンピオン獲得という目標を達成するには、そのようなドライバーたちが必要なんだ」

 長期間に渡って継続されてきたGTE Amクラスのラインアップを変更したことについて、ガウは次のように続けた。

「我々は新しいラインアップに成果を期待している」

「これはロスにとって、世界レベルで自分の能力を証明する絶好の機会だ。また、私たちはダレンの持つ能力を充分に認識している。彼にとっては再び世界選手権を戦い、ル・マンで4回目の勝利を収めるチャンスでもあるんだ」

 アストンマーティンのワークスプログラムメンバーに選出された7人のドライバーたちは、WECプロローグテストでお披露目された新しいカラーリングをまとうアストンマーティン・バンテージAMRでル・マンを最終戦とする全8ラウンドを戦っていく。その初戦となるのは8月30日~9月1日に同ブランドの“ホーム”イギリスで行われるシルバーストン4時間レースだ。

アストンマーティン・レーシングの97号車アストンマーティン・バンテージAMR
アストンマーティン・レーシングの97号車アストンマーティン・バンテージAMR
WECのGTE Amクラスにデビューするロス・ガン
WECのGTE Amクラスにデビューするロス・ガン
プロローグテストに参加した98号車アストンマーティン・バンテージAMR
プロローグテストに参加した98号車アストンマーティン・バンテージAMR


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