レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2016.10.13 17:00
更新日: 2016.10.13 18:13

WEC富士プレビュー:「今年の富士は超接近戦」。勢力拮抗の3メーカーバトルは必見

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


ル・マン/WEC | WEC富士プレビュー:「今年の富士は超接近戦」。勢力拮抗の3メーカーバトルは必見

 だが、富士は、そこまでダウンフォースを必要としないコース。それがトヨタの空力パッケージにはマッチしているはずだ。また、ライバルたちが警戒しているのは、トヨタのメカニカルグリップの良さ。これがテクニカル区間のセクター3で威力を発揮するものと見られている。

6号車トヨタTS050ハイブリッド
6号車トヨタTS050ハイブリッド

 燃費の良さも武器となるだろう。ここまでの中盤戦を振り返っても、トヨタは予選一発というよりもレースに強く、第5戦メキシコ、第6戦サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で、小林可夢偉が駆る6号車が連続3位表彰台を獲得しており、得意の富士ではそれ以上の成績も期待される。今季初優勝の可能性も充分だ。

6号車トヨタTS050ハイブリッド
6号車トヨタTS050ハイブリッド

 ここまで中嶋一貴が駆る5号車は、なぜかたびたびトラブルに泣かされてきたが、一貴はこれまで富士との相性が抜群。6号車にも期待がかかっており、ひょっとすれば富士の勝利の女神が、ふたたび一貴に微笑みかけるかもしれない。


関連のニュース