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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2016.10.13 17:00
更新日: 2016.10.13 18:13

WEC富士プレビュー:「今年の富士は超接近戦」。勢力拮抗の3メーカーバトルは必見

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ル・マン/WEC | WEC富士プレビュー:「今年の富士は超接近戦」。勢力拮抗の3メーカーバトルは必見

 さて、そのトヨタの最大のライバルとなりそうなのは、今季ここまで5勝を挙げているポルシェ。ポルシェは、どのコースでも総合力が高く、ストラテジーやピットワークにミスがない。FCYのタイミングにも恵まれている。というよりも、FCYを上手く利用している印象だ。

1号車ポルシェ919ハイブリッド
1号車ポルシェ919ハイブリッド

 また信頼性の高さに関しても、他メーカー以上のものを持っている。今年はどのメーカーも、トラブルに泣かされたレースがあるものの、後半戦に入ってからのポルシェは、その点で安定している。予選一発に関しては、このところアウディに先行される場面も多いが、特に涼しいコンディションではレースペースが良く、富士でも強さを見せそうだ。

7号車アウディR18
7号車アウディR18

 これに対して、まずは予選でポールポジション(PP)を狙ってきそうなのが、アウディ陣営だ。今季の新型マシンは、空力の効率性を極限まで追求しており、意外なことに現在どのサーキットでも直線での最高速は、アウディがマークしている。

 そのストレートスピードの速さはロングストレートのある富士では、、もちろん大きなアドバンテージ。予選ではダウンフォースをつけて、ラップタイムを稼ぐという方法もあるが、レースでライバルをオーバーテイクするためには、やはりストレートのスピードが物を言う。


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