選手権ポイント2番手につける8号車の一貴は「最初のアタックラップは、最終セクターでやや守りに入ってしまいました」と予選を振り返った。
「2周目のアタックラップではプッシュし、タイムを更新することはできましたが、レベリオンを破るまでには至りませんでした」
「過去のレースを見ても、ライバルはCOTAでとても強いようです。しかし、6時間という長い決勝レースでは何が起こるか分かりません。できるだけ多くのポイントを獲得すべく、全力で戦います」
ハートレーは「我々の狙いどおりには行かなかった」とコメントし、トラックリミットを超えてしまったことについて次のように説明した。
「僕が8号車を引き継いだ直後に赤旗が出されてしまい、(その間に)空はみるみる暗くなっていった。そのため、タイヤの温度を充分上げることができず、ターン19ではみ出してラップタイム抹消となってしまった。これによりポジションをひとつ落としてしまったんだ」
「ただし、(この結果は)6時間という長いレースのスタートポジションであり、世界が終わったわけではない」
トヨタがCOTA初勝利を狙うWEC第5戦ローン・スター・ル・マンの決勝は、2月23日12時(日本時間24日3時)に6時間レースのスタートが切られる。
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