世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックは、ドイツ・ケルンに拠点を置くトヨタ・モータースポーツGmbH(TMG)が行う、日本メーカーのLMHル・マン・ハイパーカー・プログラムの開発に「大きな影響」を及ぼしている。
TMGの副社長でスポーツカーチームのディレクターを務めるロブ・ルーペンは、WEC世界耐久選手権の2020/2021年シーズンから導入される新しいプラットフォームに基づくクルマの開発が遅れる可能性があるなかで、さらにパーツ供給などが寸断された場合、トヨタのLMHプログラムの進行にさらなる課題が追加されることになると語った。