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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2020.09.30 11:48
更新日: 2021.08.24 15:07

横浜ゴム 2020年ニュルブルクリンク24時間 レースレポート

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ル・マン/WEC | 横浜ゴム 2020年ニュルブルクリンク24時間 レースレポート

横浜ゴム、ニュルブルクリンク24時間耐久レースのSP8Tクラスで優勝

 横浜ゴム(株)の『ADVAN』レーシングタイヤ装着車が2020年9月26日~27日にドイツで決勝レースが開催された『第48回ニュルブルクリンク24時間耐久レース(ADAC TOTAL 24h-Rennen)』のSP8Tクラスで優勝しました。

 雨が降り続き霧も発生する不安定な天候のなか、ウエット路面中心での戦いとなったレースで装着された『ADVAN A006(ウエット用)』、『ADVAN A005(ドライ用)』はトラブルなく安定して優れた性能を発揮しました。

 今年は計97台でのレースとなるなか、当社は『BMW』を駆るドイツのチーム『Walkenhorst Motorsport』の4台を含む計7台をサポート。SP8Tクラスで73号車『BMW M4 GT4』がクラス優勝、総合19位を飾りました。ドライバーを務めたのはBMWジュニアチームに所属する19歳から20歳のDaniel Harper、Neil Verhagen、Max Hesseの3選手。

 予選トップで迎えた決勝戦では、一時はクラス4位まで順位を落としましたが、スタートから3時間後にはトップに浮上し、後続に1周差をつけて独走しました。悪天候による約9時間半の中断を経てレース再開後も順調に走行し、その後は一度もトップの座を譲ることなくフィニッシュしました。

 また、NLS(ニュルブルクリンク耐久シリーズ)のランキングトップで優勝が期待された101号車『BMW M6 GT3』はトラブルによるピットストップに見舞われるも完走を果たし、クラス12位、総合でも12位となりました。なお、昨年初参戦で総合9位、SP9クラス8位となった『KONDO RACING』は新型コロナウイルス感染拡大の影響で本年度の参戦を見送りました。

 横浜ゴムは中期経営計画『グランドデザイン2020(GD2020)』の技術戦略においてモータースポーツ活動を重要な先行技術開発の場と位置付け、フォーミュラやツーリングカーからラリーやオフロード、カートまで国内外の多岐にわたる競技に参戦しています。


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