最終的にポルシェと2台のBMWの後ろで、ラップダウンとなりレースを終えた3号車コルベットC8.Rのガルシアは、レースの大部分でGTLMクラスをリードしたコルベットのファクトリーチームは「表彰台に値する」と語っている。
「この状況全体に、僕は明らかに失望している」とガルシアは述べた。
「僕ら全員にとって、とても厳しいレースだった。僕はなんとか最後の2スティントへと辿りつき、2台ともが全開で戦っていた。勝利は僕らか彼ら(25号車BMW)、どちらかのものだった」
「あの瞬間まで、それはフェアなものだった。すべては良い状態で進んでいた。彼は一生懸命にプッシュしていた。そして僕も、できる限りのプッシュをしていた。良いショーができていたと思うが、その終わり方にはがっかりしたよ」
「いい結果を手にすることができれば、とても嬉しかったと思う。こういった長いレースのあとのブレイクは、タフなものだ。コルベット、チーム・シェビー、そしてファンのことを、気の毒に思う。僕らはもっといい結果を手にするに値した」
一方、25号車BMW M8 GTEのデ・フィリピは、2012年以来となるGT最上位クラスでのセブリング優勝を手にできなかったにも関わらず、BMWのダブル表彰台獲得には満足している、と述べた。
デ・フィリピは、チームメイトであるフィリップ・エング、ブルーノ・シュペングラーとともにIMSAミシュラン・エンデュランス・カップにおける3つのポイント獲得点(4時間、8時間、フィニッシュ)のうちの2つで最高得点を手にし、セブリングを後にしている。
「僕らはレースの最終盤で、トップを争える位置につけていた」とデ・フィリピは語っている。
「勝利を味わおうと、リーダーとバトルしようとした」
「僕はチャンスを見つけ、トップを手にしようとしたが、うまくいかなかった。それでもBMWは、2位と3位でレースを終えることができた。ポディウムに立つことができて素晴らしいね」