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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2021.04.27 11:34
更新日: 2021.04.27 20:58

ハイパーカーより速いLMP2に「少し驚いた」とトヨタのブエミ。クラッシュのアストンはマシン交換へ/WECプロローグ初日Topics

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ル・マン/WEC | ハイパーカーより速いLMP2に「少し驚いた」とトヨタのブエミ。クラッシュのアストンはマシン交換へ/WECプロローグ初日Topics

 また、午前のセッションでクラッシュしたLMGTEアマクラスのTFスポーツ33号車アストンマーティン・バンテージAMRは、同チームがELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズで使用するアストンマーティン・バンテージGTEを、スパ・フランコルシャンへと輸送中だ。

 33号車はベン・キーティングがラディオンの丘を登りながらコントロールを失い、左側のバリアに衝突、シャシーに損傷を受けた。

 チーム代表のトム・フェリエはSportscar365に対し、チームが本拠を置くイギリスから、交換用の車両をベルギーへと持ち込む過程にあると認めた。チームは火曜日の午前5時頃にシャシーを受け取って2日目のセッションへと参加する準備ができている。

 フェリエによれば、4月18日にバルセロナで開催されたELMS開幕戦に出場したバンテージAMRは、走行する準備ができている状態にあるという。

 また、プロローグ初日には同じくTFスポーツがオペレートするDステーション・レーシングの777号車アストンマーティン・バンテージAMRも単独クラッシュを喫した。

 左リヤタイヤのパンクチャーによる星野敏のアクシデントは、キーティングのクラッシュからのセッション再開後、わずか10分というタイミングで発生した。ラディオンの左側のタイヤバリアに衝突した777号車は、修復される見込みだ。

 フェリエによれば、バリアへ斜めに衝突した33号車とは異なり、777号車はフロントからクラッシュしたことでシャシーへの深刻なダメージを防ぐことができたという。

 キーティング、星野ともに歩いてマシンから降り、メディカルセンターでのチェックの後、いずれもチームへと戻っている。

 TFスポーツがスパでの主要なレースに先立って、シャシー交換をする必要に迫られたのはこれが初めてではない。2019年スパ24時間レースでは、クラッシュによって急遽ブリティッシュGTを戦うシャシーを持ち込んだが、その結果プロ・アマクラスの優勝を達成している。


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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