メギャバンはまた、LMP2カーのランニングコストについて、来年以降に行なわれる予定である規則の更新について、慎重に検討する必要がある、と付け加える。
最近、いくつかのチームが将来のLMDh参戦を目的として、LMP2クラスに参加してきている。
メギャバンは、これらのチームの動きを超えて、LMP2はプロ/アマというキャラクターを維持する可能性が高いため、(チームの)支出を増やす可能性のある変更は回避する必要がある、と考えている。
「我々が心に留めておく必要があることのひとつは、クルマのコストと、ランニングコストだ」と彼は言う。
「LMDhへ向かうLMP2のチームは、いくつかあると思う。だが、皆がそうではない。GT、LMP3、シングルシーターからLMP2に参戦してくるチームが、まだいくつかある」
「いずれにせよ、LMP2はトップクラスに上がる前の良いステップにあり続けると思う。一部のチームがLMDhに参戦していくとしても、そこで成長したいと考えている他のチームを説得する必要がある」
「これはACO(フランス西部自動車クラブ)=IMSAの架け橋としては良いことだ。現在、GT、LMP3、LMP2、ハイパーカー/LMDhというカテゴリーがあり、非常にうまく機能している」
「だが重要なことは、この規則(LMP2)のコストに注意する必要があるということだ」
「IMSAがブロンズドライバーの規則でかなり良いことしていることも、我々は分かっている。ヨーロッパでもブロンズドライバーが必須となるべきと言っているわけではないが、IMSAでは彼らは本当に楽しんでいるし、ヨーロッパにおけるプロ/アマクラスも良い一歩だと思う」
「私はかなり自信を持っているが、それでもコストには注意していく必要がある」