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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2021.05.17 08:54
更新日: 2021.05.17 08:56

オレカ、LMDhに向け複数メーカーと交渉中。それぞれの“哲学”は異なると明かす

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ル・マン/WEC | オレカ、LMDhに向け複数メーカーと交渉中。それぞれの“哲学”は異なると明かす

 メギャバンはまた、LMP2カーのランニングコストについて、来年以降に行なわれる予定である規則の更新について、慎重に検討する必要がある、と付け加える。

 最近、いくつかのチームが将来のLMDh参戦を目的として、LMP2クラスに参加してきている。

 メギャバンは、これらのチームの動きを超えて、LMP2はプロ/アマというキャラクターを維持する可能性が高いため、(チームの)支出を増やす可能性のある変更は回避する必要がある、と考えている。

「我々が心に留めておく必要があることのひとつは、クルマのコストと、ランニングコストだ」と彼は言う。

「LMDhへ向かうLMP2のチームは、いくつかあると思う。だが、皆がそうではない。GT、LMP3、シングルシーターからLMP2に参戦してくるチームが、まだいくつかある」

「いずれにせよ、LMP2はトップクラスに上がる前の良いステップにあり続けると思う。一部のチームがLMDhに参戦していくとしても、そこで成長したいと考えている他のチームを説得する必要がある」

「これはACO(フランス西部自動車クラブ)=IMSAの架け橋としては良いことだ。現在、GT、LMP3、LMP2、ハイパーカー/LMDhというカテゴリーがあり、非常にうまく機能している」

「だが重要なことは、この規則(LMP2)のコストに注意する必要があるということだ」

「IMSAがブロンズドライバーの規則でかなり良いことしていることも、我々は分かっている。ヨーロッパでもブロンズドライバーが必須となるべきと言っているわけではないが、IMSAでは彼らは本当に楽しんでいるし、ヨーロッパにおけるプロ/アマクラスも良い一歩だと思う」

「私はかなり自信を持っているが、それでもコストには注意していく必要がある」

WEC・LMP2クラスのオレカ07・ギブソン
WEC・LMP2クラスのオレカ07・ギブソン


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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