2021年のWEC世界耐久選手権で採用されているル・マン・ハイパーカー(LMH)規定と、2023年からIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権で導入されるLMDhプラットフォーム間の“コンバージェンス(収束や共通化の意)”に向けたプロセスが、WMSC世界モータースポーツ評議会によって「テクニカルレギュレーションの改正」が承認されたことで両選手権の2023年シーズンを前に大きく前進した。
7月8日にモナコで開催されたWMSCで発表によればFIA国際自動車連盟、ACOフランス西部自動車クラブ、IMSAの三者はまだ公表されていない合意に達したという。この合意によって、ふたつのトップクラスのプラットフォームが“パフォーマンス・コンバージェンス”を達成することが可能になっている。