ラッシュブルックは、メーカーが起用するワークスドライバーの人数については明言しなかったが、カスタマーチームのニーズにも対応できるよう、余剰人員を確保したい意向を示している。
「我々の計画は、ドライバーの名簿を持つことだ」と彼は言った。「IMSAのプログラムには4人のフルタイムドライバーを配置する予定だ。耐久レースのドライバーも必要なので、“X”は4人以上となるだろう」。
「しかし、私たちは安定した(人数の)ドライバーを確保したいと考えている。そうすることで、彼らを必要とする顧客チームをサポートできるようにしたいと考えているんだ」
■新型マスタングGT4は、2023年後半にデリバリー開始
ラッシュブルックは、第7世代のロードカーをベースとした新型フォード・マスタングGT4が、2023年末に顧客に提供されることを確認した。
同氏は、マルチマチック社が最初の生産サイクルで30~50台の新型GT4カーを製造することを想定している。
ラッシュブルックは、「今年の第3四半期にはホモロゲーションが完了し、年内には顧客向けの車両が完成する予定である」と説明している。
「(2022年)9月に新しいロードカーをデジタルで公開した。それは世界中で信じられないほどの関心を集めている」
テストレースについては検討しているとした彼は、「それが実現するかどうかは、これからだ」と述べた。
「私たちはマルチマチックやカスタマーチームと一緒に特別に物事を行うことを確約しているわけではないので、どのように発展するか様子を見ることになる」
