夕方、トムスのピットを覗くと一貴がスタッフとにこやかに雑談中。「お久しぶりです」から余談がスタート、その一部を。

「いやあ、水曜は僕もちょっとボケ気味でしたけどもう大丈夫です。(S字で見ていたというと)ありがとうございます、本当にいい流れでクルマが決まっているので。WECマシンと違和感はあっても、スピードの違いなど問題ないです。ドライバーとしてこれだけ走り込めるのはうれしいし、楽しいですから」

 いつも礼儀正しい彼、ちょっと痩せたのではと聞くと。

「いやダイエットとかとくにしていませんよ。オフの間にトレーニングをやって毎年今ごろはちょっとスリムで、これから徐々ににふっくらしてくるんです(笑)。いつもそんな感じです」

 フライト移動の連続でマイルは貯まるけれど「使う暇がない」とか。スタッフが「じゃあ分けて」と笑うと「たしか2親等までしかでしょう」と彼。こんな余談からも心技体ともにピークを保ち、リラックスしてこのSF開幕戦に帰ってきたのがよく分かる。マシンの状態やレース戦略など聞かなくても感じとれたのだった。

 PPウイン、全周回トップ、最速ラップを取れば、F1で言うグランドスラムが達成できた。それを終盤に狙ったと思う。レッドブル時代に無敵のベッテルがチームから「抑えろ」と言われてもこだわったように。一貴は3周目に自己ベスト1分40秒713、ゴール前の34周目に1分40秒937。5回使えるオーバーテイク・システムを残したままだからプッシュしたが樹立できなかった。だが1本交換したタイヤ・セットで最終盤にこのタイムを出しきった開幕戦は「セミ・グランドスラム」に値する。

PS:32歳のカズキ・ナカジマがランス・ストロールの代わりに、古巣ウイリアムズで走る夢を亀山のホテルで見た。 

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