今季初のダブルヘッダー開催となっている富士スピードウェイでの2024スーパーフォーミュラ第6戦&第7戦。その1レース目となった10月12日の第6戦では、7番グリッドから会心の逆転劇を見せた坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)が今季2勝目を記録。ドライバーズランキングでも首位から0.5ポイント差の2番手に浮上した。

 チャンピオン争いを考えると大きな前進を遂げた坪井に対し、ランキング首位の野尻智紀(TEAM MUGEN)は前半でトップを走行しながらも、後半スティントでポジションを落とし6位でフィニッシュ。また、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は予選Q2でのミスが響いて9番手から追い上げて4位入賞と、それぞれに課題を残す1日となった。

■クリーンエアだからこそ、のパフォーマンス

「戦略決定において、だいぶ後手に回ってしまいました。もっと自分たちを信じてミニマムで入った方が良かったのかなと思います」

 レース後のメディアミックスゾーンで、そう淡々と語った野尻。スタート直後の混戦でトップを奪って前半スティントを進めたものの、22周目にタイヤ交換してからの後半スティントではオーバーカットを許した坪井に加えて、牧野や小林可夢偉(Kids com Team KCMG)らに追い抜かれるなど劣勢の展開となった。

ここから先は autosport web Premium
会員限定コンテンツとなります

または

本日のレースクイーン

RiOりお
2025年 / スーパー耐久
raffinee μ's
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円