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投稿日: 2016.04.28 21:19

TEAM無限 全日本スーパーフォーミュラ第1戦鈴鹿 レースレポート

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スーパーフォーミュラ | TEAM無限 全日本スーパーフォーミュラ第1戦鈴鹿 レースレポート

■公式予選
#16 山本(Q1:1位 1分38秒609 Q2:1位 1分38秒187 Q3:1位 1分37秒459)

 3回のセッションにわたるノックアウト方式の公式予選はドライコンディションで行われた。Q1は20分間のセッションで、上位14台がQ2へ進出するとともに15番手以降のスターティンググリッドが決まり、Q1上位14台が7分間のQ2セッションに進出してタイムアタックを行った結果、上位8台がQ3に進出して9番手以降14番手のスターティンググリッドを決定、Q3でポールポジションを含む上位8つのグリッドを争うという、通常の規則が適用される。

 20分間のQ1セッションは、午後2時から始まった。天候は薄曇り、#16 山本は、ユーズドタイヤを装着して2番手でコースイン、周回を始めた。計測を4周行って1分40秒422を記録してピットへ帰還、タイムアタックに備える。この時点で#16 山本の順位は14番手であった。

 セッション残り残り7分を切った頃から、ニュータイヤを装着してピットに待機していた各車が一斉にコースインを開始した。#16 山本は、早めにコースイン、タイヤを慎重に暖め、タイムアタックに入った。しかしそのラップの途中、ダンロップコーナーでコースオフしたマシンを撤去するためセッションは赤旗で打ち切られた。

 #16 山本は、アタックを中断してピットへ帰還した。セッションは午後2時23分、残り3分で再開された。一旦熱の入ったタイヤをコースインした1周で暖めなおしアタックに入らなければならない状況だ。気持ちを集中させた#16 山本は、先頭でコースイン、タイヤを暖めるとタイムアタックに入った。その結果、1分38秒609を記録、一気にトップに立った。その後、このタイムを上回る選手は現れず、#16 山本は、Q1を1位で突破、Q2へ進出した。

 Q2は、午後2時40分から7分間の予定で始まった。#16 山本は、2番手でコースイン、2周をかけてタイヤを暖めてタイムアタックに入ると、1分38秒187を記録、トップに立った。この後、セッションは赤旗で中断され、車両は一旦全車ピットに戻り、残り3分でセッションが再開されたが#16 山本はピットに留まり、そのままトップタイムを守ってQ2を終えた。

 Q3は午後3時8分から7分の予定で行われた。#16 山本は、今度は最後尾でコースイン、2周をかけタイヤを暖めタイムアタックに入った。危なげなくアタックラップをまとめてこれまでのベストタイムである1分37秒459を記録、トップに立った。セッションはそのまま終了し#16 山本は、ポールポジションを獲得した。


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