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投稿日: 2017.07.18 18:29

関口雄飛 2017スーパーフォーミュラ第3戦富士 レースレポート

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スーパーフォーミュラ | 関口雄飛 2017スーパーフォーミュラ第3戦富士 レースレポート

2017年スーパーフォーミュラ第3戦、富士スピードウェイで、ITOCHU ENEX TEAM IMPULの関口雄飛は予選3位からスタートし、表彰台には一歩届かぬも、最後まで息もつかせぬ白熱バトルで観衆を魅了

 
 7月8日~9日、静岡県、富士スピードウェイにおいてスーパーフォーミュラ第3戦が開催されました。第2戦の第2レースで見事な優勝を飾った関口雄飛とITOCHU ENEX TEAM IMPULのメンバーは、チームが得意とする富士スポードウェイでシリーズポイントを逆転すべく、必勝態勢で第3戦に臨みました。
 
 木曜日にサーキット入りした関口雄飛は、念入りにエンジニアとのミーティングを終え、金曜日のフリー走行1回目に臨みました。結果は見事にトップタイム。まずは岡山の流れを維持し、順調な滑り出しを見せました。
 
 続く土曜日。チームとの全体ミーティングを午前8時に終え、9時10分から1時間のフリー走行2回目が実施されました。このセッションは予選でのセットアップを煮詰めるとともに、決勝に向けてのデータも収集しなければなりません。
 
 何度もピットイン、ピットアウトを繰り返し、エンジニアと無線で次々と改良点を指摘していきます。関口雄飛は最終的に8番手で2回目のフリー走行を終えましたが、ニュータイヤは温存しており、チームも本人も、まずまずの手応えを得ていました。

関口雄飛、星野一義監督
関口雄飛、星野一義監督

 午後2時30分からのノックアウト式予選Q1は、気温32度、路面温度49度という真夏のようなコンディションのなかでスタートしました。
 
 1周目にゆっくりとタイヤを温めた関口雄飛は、まず1分27秒790をマークし、3周目に1分24秒590をマークしてまずは1セット目のアタックでトップに立ちます。
 
 しかし、全19台が1秒以内にひしめいており、予断は許されません。続く2セット目のアタックでは、関口雄飛は残り5分でコースインし、1分24秒304とタイムアップしたものの、10番手へとドロップしましたが、まずはQ2進出を果たしました。
 
 予選Q2までにセットアップをアジャストし、ゆっくりとコースインすると1分23秒893をマークし、2番手タイムでQ3進出を決めました。
 
 セクター1では全車中ベストタイムをマークしており、さらに微調整を進めます。グリッドのトップ8を決める予選Q3、関口雄飛は8台による熾烈なアタック合戦の結果、1分23秒193をマークしたものの、わずかにトップには届かず予選3番手でチェッカーを受けました。
 
 決勝当日、好天に恵まれた富士スピードウェイには、早朝から多くのファンが詰めかけ、にぎわいを見せています。前日の予選で3番手グリッドを得た関口雄飛は、岡山国際サーキットのような抜けないコースではないため、充分に優勝を狙えるポジションだと、決勝に向けて自信を深めていました。


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