ピエール・ガスリー選手 #15 チーム無限

 Q1で初めてニュータイヤを装着したところ、それまでとマシンのバランスが大きく変わってしまったので、Q2、Q3と徐々にセッティングを変更していきました。
 
 最終的にマシンは今シーズン最高の状態に仕上がりました。Q3では持てる力をすべて発揮できましたが、結果的にライバル陣営のふたりに先行され、予選3位に終わりました。ただし、3番グリッドもいいポジションなので、明日が楽しみです。
 
 スポーツランドSUGOを走るのは今回が初めてだったので、事前にシミュレーターでトレーニングを積みました。ミスを犯す余地が残されていないチャレンジングなコースで、とてもエキサイティングです。
 
 決勝レースではスタートとレース戦略が鍵を握るので、オートポリスのときと同じように、いいスタートを決められるよう集中します。

塚越広大(REAL RACING)
塚越広大(REAL RACING)

佐伯昌浩 株式会社本田技術研究所 スーパーフォーミュラ プロジェクトリーダー

 雨上がりのため路面コンディションがわかりにくかったうえに、新しい仕様のタイヤを事前に試せなかったので、ドライバーにとっては難しい予選になったと思います。
 
 そうしたなか、ガスリー選手は1分間のアタック中にタイヤのパフォーマンスを最大限引き出し、3番グリッドを獲得しました。ポールポジションとは0.17秒の僅差だったので、エンジンのパフォーマンスはライバル陣営と互角と捉えています。
 
 決勝レースで好成績を収めればランキングトップで最終戦を迎えられる可能性も高いので、明日は優勝を目標にして全力で挑みます。

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