タイムシートではセッション開始直後は塚越広大(REAL RACING)が1分25秒750でトップにつけていたものの、開始30分後には石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が1分24秒607で逆転。 

 その後は石浦が長く最速タイムとなっていたが、セッション終盤にジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、山本尚貴(TEAM 無限)、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)の3名が1分23秒台に突入していった。

 最終的にオリベイラが1分23秒540までタイムを伸ばし、2番手以下を0.2秒引き離してトップタイム。2番手に山本、3番手に関口と続き、ITOCHU ENEX TEAM IMPULが富士スピードウェイとの相性の良さをみせつけた。

スーパーフォーミュラ富士メーカーテスト ADVANカラーの05号車で走行した中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)
スーパーフォーミュラ富士メーカーテスト ADVANカラーの05号車で走行した中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)

 注目のソフトタイヤは、各車が積極的に装着して周回。単純に比較はできないが、ソフトタイヤ装着後に1秒近くベストタイムを更新するドライバーもおり、やはり第4戦もてぎの勝敗を左右する重要な要素となりそうだ。

 スーパーフォーミュラ新時代の幕開けとなる第4戦は8月20日~21日にツインリンクもてぎで開催される。

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