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投稿日: 2015.07.19 15:36
更新日: 2016.09.14 15:40

ホンダ佐伯責任者「レース戦略が鍵を握る」

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スーパーフォーミュラ | ホンダ佐伯責任者「レース戦略が鍵を握る」

 公式予選のQ1は予定通り午後2時45分に始まりました。この時点では、雨は止んでいたものの、コースはまだ湿った状態でした。このまま雨が降らなければコースコンディションは次第に改善されていきます。しかし、雨がまたいつ降り出すかわからず、そうなるとタイムの更新は難しくなるため、19名のドライバーはレインタイヤを装着すると、セッション開始直後から積極的にアタックを行いました。

 ところが、セッションが始まってから7分ほどが経過すると、メインストレートを中心に再び強い雨が降り始めます。運が悪いことに、このときまでに上位に食い込んでいなかったドライバーはこれでタイムを更新するチャンスを奪われ、下位に沈む結果となりました。

20分間のセッションが終了したところで、Honda勢のトップに立ったのは1分42秒827を記録して8番手となった#41 ナレイン・カーティケヤン選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。さらに午前中のフリー走行で3番手を記録する好走をみせていた#64 中嶋大祐選手(NAKAJIMA RACING)は1分43秒073で11番手、#65 ベルトラン・バゲット選手(NAKAJIMA RACING)は1分43秒101で12番手となり、そろってQ2進出を果たしました。一方、#34 小暮卓史選手(DRAGO CORSE)は15番手、#10 塚越広大選手(REAL RACING)は16番手、#40 野尻智紀選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は17番手、#11 伊沢拓也選手(REAL RACING)は18番手、#16 山本尚貴選手(TEAM 無限)は19番手となり、それぞれの選手がこの段階で決勝のスターティンググリッドが決定しました。

 Q2の開始は午後3時15分。7分間で行われたこのセッションは、当初コースが乾いていったものの、途中で雨が降り出す難しいコンディションとなりました。こうしたなか、#41 カーティケヤン選手はセッション終盤に自己ベストとなる1分41秒525を記録する見事な手腕を発揮して2番手となったほか、#64 中嶋選手も最後の最後で1分41秒782をマークして5番手に食い込み、2人そろってQ3進出を決めました。ただし、#65 バゲット選手は14番手に終わり、Q3進出はなりませんでした。


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