決勝(7月19日)
天気:曇り時々晴れ/コース状況:ドライ
気温:27度/湿度:77%(13時)
路面温度:39度(決勝開始前)
決勝フォーメーション開始:14時00分
決勝レース周回数:55周
#7 ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
平川亮選手
決勝結果:6位(所要時間:1時間29分00秒386、ベストラップ:1分26秒683)
決勝日は陽が陰ったり照ったり、曇り時々晴れの天候推移となる。雨の懸念がまったくないわけではなかったが、レインタイヤの出番はなく、終始ドライコンディションでの戦いに。気温、そして路面温度も、7月の富士戦にしては極端に高くはならず、各陣営がピットでの給油時にタイヤ交換をするか否かが戦略面のカギを握る展開ともなっていった。
スタートでは、1コーナー前後までの激しいポジション争いのなかで上位陣にアクシデントが発生するなどし、いきなりセーフティカー導入となる。そのなかで平川は5番手へと2つポジションアップしてオープニングラップを終えた。6周目のレース再開以降、前半戦は5位をキープして走り、25周目にピットイン、給油&タイヤ交換してコース復帰する。全車のピットインが終わり、順位が落ち着いてみると平川は6位。終盤、前を走るのはタイヤ無交換作戦で浮上の2号車だ。1秒以内の僅差で懸命に2号車を追い続けた平川だが、これをパスするには至らず、そのまま6位で今季初入賞となった。
#8 Team KYGNUS SUNOCO SF14
小林可夢偉選手
決勝結果:10位(所要時間:1時間29分31秒912、ベストラップ:1分26秒503)
6番グリッドからスタートした小林は、コースのイン側を進み、上位陣に混乱が発生するなか3位へと順位を上げる。序盤のセーフティカー走行が終わった後、7番手以降には早い段階でピットインを敢行するマシンも多くみられたが、3位小林、5位平川を含むトップ6にはその動きが見られず、レースは中盤へ。20周終了時に小林が口火を切るかたちでトップ6では最初にピットイン、ここから上位のピット戦線が動いていく。そして30周終了段階で、小林の順位は5位。
前半トップ6同士の順位関係は各車の給油&タイヤ交換を経ても動かなかったが、まだピットしていない38号車が暫定首位、そしてレース序盤にタイヤ無交換のピットインをしていた2号車が小林の前にいるかたちで、2つポジションが落ちていた。フレッシュなタイヤの小林が2号車に対しチャージすることが予想された局面だが、ペースが上がらず、逆に後続車への防戦にまわる意外な展開に。巧みなディフェンス技術で場内を沸かせもしたが、最終的に小林は10位でのゴールとなった。
