7月19日(日)決勝
 富士スピードウェイ上空の天候はようやく回復し、8時50分から30分にわたって行われた朝のフリー走行(気温26℃/路面温度30℃)は、ドライコンディションのもとでのセッションとなった。アンドレア・カルダレッリはマシンのチェックを行いながら1分25秒778のベストタイムを記録。僚友ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラに続く2番手でセッションを終え、LENOVO TEAM IMPUL2台が前日から続く好調ぶりをアピールした。

 やがて14時00分の決勝スタート予定時刻を迎える。上空にはやや黒い雲が広がっていたものの、雨が落ちることはなく、気温28℃/路面温度37℃、ドライコンディションのもとで55周の決勝レースがスタートした。

 レッドシグナルが点灯、ブラックアウトした瞬間、ポールポジションから飛び出すLENOVO TEAM IMPULのアンドレア・カルダレッリだったが、19号車のジョアオ・パオロ・デ・オリベイラの先行を許し、さらに1コーナーで強引にハードブレーキングをした他車に接触されてフロントウイングにダメージを負ってしまう。他にも接触によりコースアウトしたマシンがあったため、セーフティーカーが導入されることとなった。アンドレアはそのまま緊急ピットイン。パーツ交換を行い、17番手で戦列に復帰した。

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