7月18日(土)公式予選
台風11号の余波により、朝のフリー走行(9時15分〜10時15分)はウェットコンディションとなった。セッションスタート時から降り始めた小雨は一時やや強くなったものの、後半は走行ラインが徐々に乾いて行く展開に。そんな中、19台のマシンはそれぞれ予選を見据えてのセッティングを進め、LENOVO TEAM IMPUL SF15(20号車)を操るアンドレア・カルダレッリは1分37秒059のタイムを記録し、8番手でセッションを終えた。
午後には天候が回復するかと思われたが、富士山麗の上空には雨雲が垂れ込めたまま公式予選開始時刻を迎えた。
そして雨が降り続く難しいウェットコンディションの中、LENOVO TEAM IMPUL 20号車のアンドレア・カルダレッリは予選1回目(Q1 14時45分〜15時05分)、2位以下を1秒以上引き離す1分41秒219のトップタイムをマーク。文句なく進出したQ2(15時15分〜15時22分)でも1分40秒937を記録。堂々の1番手タイムでQ3へ!その勢いは止まることなく、Q3(15時32分〜15時39分)でも落ち着いたドライビングでアタックし、1分40秒868の最速タイムを叩き出して見事ポールポジションを獲得。2年連続のポールシッターというパーフェクトな予選結果となった。また2番手には19号車のジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが続き、LENOVO TEAM IMPULがスターティンググリッド最前列を独占した。
アンドレア・カルダレッリ
「天候が読みづらく、朝のセッションでもあまり大きくセットアップを変更しないようにして予選に挑みました。予選時の雨のことをエンジニアとシュミレーションし、自信をもってQ1からプッシュして行き、Q3まで一番時計で進めたのはハッピーです。岡山戦からマシンが良い方向になり、またJPと明日のフロントローを独占できたのはチームとしても良かったです!」
